電力・ガス取引監視等委員会(第26回)‐議事要旨
日時
平成28年4月1日(金)
【第1部】10時30分~11時05分
【第2部】11時15分~12時15分 ※非公開開催
出席者
(委員)八田委員長、稲垣委員、林委員、箕輪委員
(事務局)松尾事務局長、岸総務課長、新川取引監視課長、都築ネットワーク事業監視課長、野沢総括ネットワーク管理官、田邊卸取引監視室長
議事概要
第1部
- ガス・熱業務に関する事務の追加に伴う各種規程の整備について
- 本委員会の所掌事務に、ガス事業法及び熱供給事業法に関する事務が追加され、委員会の名称が「電力・ガス取引監視等委員会」に変更されたことに伴い、
・電力取引監視等委員会運営規程
・電力取引監視等委員会委員長及び委員による申し合わせ
・電力取引監視等委員会紛争処理規程
・あっせん又は仲裁の手続に係る資料の公開等について
について所要の改正等を行うことを決定 。
- 本委員会の所掌事務に、ガス事業法及び熱供給事業法に関する事務が追加され、委員会の名称が「電力・ガス取引監視等委員会」に変更されたことに伴い、
- 監査規程について
- 電気事業監査規程についても、委員会の名称が「電力・ガス取引監視等委員会」に変更されたことに伴い、所要の改正を行うとともに、併せて平成27年度に実施した監査の状況を踏まえた改正を行うことを決定。
- また、ガス事業についても、監査の具体的項目や手続の細目を定めるため、ガス事業監査規程を制定することを決定。
- 今後、両規程に基づき、4月中を目途に監査時期、監査実施先、監査事項の具体的内容等を記載した平成28年度監査計画を定めるとともに、報告徴収の具体的項目を決めていくこととされた。
-
ガス・熱業務に関する事務の追加に伴う当面の主要な課題について
- (ガス事業)
来年4月に予定されるガスの小売全面自由化の実施に向け、当面、託送料金の審査の認可申請に関する審査、ガス小売事業者の事前登録の審査、経過措置料金規制の指定に関する審査、適正な取引の確保のためのルール整備などの検討・審議を進めていく。
- (熱供給事業)
当面、供給事業者の登録の審査や経過措置(指定旧供給区域)の指定解除に関する審査などの検討・審議を進めていくことを決定 。
- (ガス事業)
- その他
- 本日からスタートの電力小売全面自由化にあたって、委員長より概要以下の発言があった。
市場における競争が一層進展することを強く期待しており、本委員会としても、適正な取引が行われているか「市場の番人」として厳正な監視を行っていくとともに、消費者が、トラブルに巻き込まれることなく、自由化のメリットを享受できるよう、消費者保護へ一層取り組んでいく。 また、卸電力市場の活性化や託送料金制度の見直しといった制度面の課題に対しても、委員会における検討を一層深めていき、経済産業大臣に対して、積極的に意見や建議を行っていく。 - 日本卸電力取引所の一時間前市場において取引の一時停止が発生した件について、事務局から報告を聴取した。
- 本日からスタートの電力小売全面自由化にあたって、委員長より概要以下の発言があった。
第2部 ※非公開開催
- 小売電気事業及び小売供給の登録について
- 小売電気事業等の登録申請に係る審査について議論し、4件の事業者について委員会としての対応方針を検討し、「電気事業法第2条の2及び第27条の15の規定による経済産業大臣の登録に係る審査基準」(平成27年8月3日付け20150728資第1号)1.(2)に該当する事実は認められない旨の意見を出すことを決定した。
- 東京電力におけるスマートメーター設置の遅れについて
- 東京電力におけるスマートメーター設置状況および対応について事務局から報告を行った。
以上
関連リンク
お問合せ先
電力・ガス取引監視等委員会 事務局
最終更新日:2016年4月11日